遠隔授業で生物に興味が倍増?

プロ家庭教師の指導法と教育放談

遠隔授業で生物に興味が倍増?

 デジタル化の流れの中で、通信網のブロードバンド化は功罪含めて社会に大きな影響を与えています。

 スマホなどのいじめや犯罪などの負の面も大きく、手放しで喜べる状態ではないですが、高速通信網の整備で、遠く離れた場所からTV電話などの会議システムを使って医療の助けとしたり、使い方によっては社会に多大な恩恵を与えることとなっています。

 教育分野でもその恩恵の一つとして、遠隔授業というのがあります。読売新聞によりますと、3月11日には東京都の恩方第二小学校と葛西臨海水族園、3月12日には滋賀県の高島高校と旭山動物園を結んで、双方向通信による授業が行われたということです。

 葛西臨海水族園からは、ヤマメとマグロの違いを大スクリーンに映し出し、飼育展示係の人と児童がリアルタイムにやり取りをしながら説明したり、旭山動物園からはエゾジカやペンギンを映しながら、その動物たちの説明を行ったりと、単なる映像による一方的なものではなく、見ている方からも質問したりすることにより、参加しているという意識が、相手映像への関心を高め、より充実した授業となったようです。

 ほんとは動物などは、映像ではなくリアルタイムで見た方がよいのでしょうが、この授業により興味をもつ生徒が増え、そこへ足を運ぶ生徒が一人でも増えれば、その難点も克服されるというものでしょう。

 今後もこういう授業が増えることを、教育産業に携わる者として、切に願っています。