大学入試に向けて、鉄は熱いうちに打て!

プロ家庭教師の指導法と教育放談

大学入試に向けて、鉄は熱いうちに打て!

 国公立入試(前期)が終わり、大手予備校などで、その問題と解答例をホームページなどで掲載しているところが増えています。意外にも、この時期が高校2年生のやる気の第1のピークとなります。先輩たちの悲喜交々の姿を横目で見ながら、明日は我が身と引き締めるためでしょう。

 しかし、3年生が卒業し、入試がひと段落してしまうと、その受験に対する思いは急速に冷え、受験に対する種々の問題は先送りされる傾向があります。

 自分自身が最上級生になり、学校や部活動などから求められる役割の増大がその一因でしょうが、やはり、1年あるという間違った認識が、逃げる余裕を生む結果となってしまっているということが大きいでしょう。現実にはセンター試験に科目を決めて申し込むまで半年しかなく、夏過ぎてあわてるというパターンが目に浮かびます。

 それを防ぐためにも、少なくとも春休み中には志望校を決め、受験に必要な科目を整理し、定期テスト用の科目と受験用の科目を分け、その科目ごとに勉強を推し進めなくてはなりません。

 受験を経験してきた家庭教師の皆さんや塾の先生は、その切迫した時期であるということは十分に理解していることでしょう。しかし、それはなかなか生徒には伝わりません。一度ゆるんだ気持ちを引き締めなおすのは容易ではありません。生徒の「わかりました!」は、たぶんわかっていません。そういう状況に陥らないために、3年生が卒業したこの時期の過ごし方をしっかりと指導した方がよいでしょう。

 生徒のためでもありますが、スムーズに受験指導するために大切なことです。