がんばる受験生に伝えたいこと

プロ家庭教師の指導法と教育放談

がんばる受験生に伝えたいこと

 家庭教師や塾の先生が入試を前にした生徒に対してどうアドバイスしていいか悩む人は多いはずです。

 「がんばれ!」では当たり前すぎますし、第一上から目線で相手に与える心象もよくない場合があります。

 当然、生徒一人一人の顔を思い浮かべながら考えなければならないことですが、たとえば、プレッシャーに弱そうな子に「がんばれ」では、その生徒がまじめであればあるほど、余計プレッシャーになってしまいます。ですので、そういう子には、その生徒が今まで頑張っていたことを素直に認めてあげ、それを率直に伝えてあげることが大切です。そして、頑張ってきた自分の姿を思い出させ、それをバックボーンにすることにより、不安な気持ちを前向きにしてあげられることでしょう。

 また逆に、あまり頑張ってなかったなぁという生徒には、発奮させる意味を込めて「がんばれ!」と思いっきり見下げてあげるのいいかもしれません(笑)。

 なんにせよ、講師のかける一言で生徒が合格することはまずありません。しかし、講師が不用意に発した言葉で生徒が落ち込む可能性は十分あり、その結果、最悪のゴールを迎える可能性もあります。講師自らが受験生の足を引っ張らないよう、慎重に言葉を選んであげてください。